本学初のStudent Doctor認定証授与式を挙行

掲載日:2014-4-11
ニュース

4月10日,金沢大学医薬保健学域医学類では,新5年生の附属病院での臨床実習開始にあたり,本学初となるStudent Doctor認定証授与式を行いました。

医学類では1~4年生までは,講義を中心に病気の原因,症状,治療法についての知識を学び,その後5,6年生にかけての1年半,病院で教員の指導・監督のもと,実際に患者さんの診療に参加して,診断の進め方や治療により病状がどのように改善するかなどを学びます。この臨床実習は医師になるために重要な教育課程です。

現在,全国80大学では,4年生までの講義を中心とした学習が十分に身についたかどうかを全国共用試験によって統一的な客観評価を行っており,このたび,全国医学部長病院長会議から,合格者に対して臨床実習への参加にふさわしい能力と適正を有していることを示す「スチューデントドクター認定証」が発行されることとなり実現したものです。

授与式では,多久和陽医薬保健学域医学類長から,臨床実習に臨む学生に対し,激励の挨拶があり,新5年生123名一人ひとりに対してStudent Doctor認定証が手渡されました。続いて,5年生代表の洞庭葉子さんから「責任感を持って真摯に臨床実習に参加したい」と宣誓がおこなわれ,井関医薬保健学域長,山岸附属病院副病院長,小藤附属病院看護部長から祝辞がありました。

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