本学附属図書館は,金沢美術工芸大学附属図書館および金沢市図書館の3館との間で,2014年4月1日から,図書館カードの共有化事業を開始します。これに先立ち,3月25日に,金沢市内の図書館において,3館の図書館長が事業の覚書を取り交わしました。
金沢市図書館,または金沢美術工芸大学附属図書館の利用券を持つ市民は,附属図書館の窓口で所定の手続きを行えば,その利用券を使って,貸出サービスを受けられます。附属図書館は,全国でも珍しい「ゲートのない大学図書館」として,これまでも市民が利用しやすい環境をつくってきましたが,この事業により,さらに利便性が向上し,利用者数の増加が期待されます。
締結式では,柴田正良附属図書館長から,「大学図書館と公共図書館の合理的な住み分けを模索しながら,理想的な連携を図るとともに,金沢美術工芸大学とは宝町地区を中心とした連携の強化を進めていきたい」と挨拶がありました。