3月31日,本部棟において,中村信一学長の退任式が行われました。
中村学長は,学長としての6年間,仕事に集中できたことへの感謝の意を表し,「遠い将来において到来するかもしれない,過酷な労働の必要もなく衣食住が満たされる時代においても,金沢大学は,多くの人が集い,『知の継承・知の創造』に満足を見出す場,『内在的価値としての教育研究』が光り輝く大学であるよう願っています」と,次代を引き継ぐ山崎次期学長をはじめ役職員らにエールを送りました。また,金沢大学の発展を願ってキャンパス内に植樹した楷の樹に想いを託し,
「学問の 実りあれかし 楷新樹」
と締めくくりました。
続いて,有松理事(総務・人事担当)・事務局長が職員を代表して,「中村学長の教えを胸に,職員一同,金沢大学のさらなる発展に尽力していきます」と謝辞を述べました。 その後,中村学長は,たくさんの教職員に見送られながら本部棟を後にしました。