8月25日,本学人間社会学域学校教育学類附属高等学校の大谷実校長と,台湾師範大学附属高級中学の洪仁進校長は,テレビ会議システムを利用して,両校の「交流に関する覚書」に調印し,本覚書を締結しました。
台湾師範大学附属高級中学は,「人道,健康,科学,民主,愛国」を校訓として,「社会のリーダーとなる人材」を育成することを教育方針とする,台湾におけるトップクラス校であり,本学附属高校では,平成27年3月,平成28年3月に1年生全員が台湾を訪問し,台湾現地学習として同高級中学生徒と「日台文化比較」について英語でのディスカッションなどを行っています。
本学附属高校は,平成26年度に文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」の研究開発指定校となっており,「北陸からイノベーションで世界を変えるグローバル・リーダーの育成」に向け,生徒の「コミュニケーション能力」や「課題解決能力」を醸成し,将来,国際的に活躍できる「グローバル・リーダー」の高校段階から育成を図っています。同高級中学との覚書の締結により,相互の絆を一層深め,生徒や教員の交流,研究情報の交換を推進する交流事業を一層進展させ,本SGH事業の成果をさらに高い水準に引き上げていきます。
なお,平成28年9月には,同高級中学外国語コースの生徒30名を本学附属高校に迎え,交流事業を実施する予定です。