9月17日，金沢大学五箇山セミナーハウス（富山県南砺市相倉）において，ミニ講座「シリーズ 世界遺産で学ぶ」を開講しました。
シリーズ第2回となる今回は，福森義宏理事（社会貢献担当）のあいさつの後，人間社会研究域人間科学系の青木賢人准教授が，「五箇山の地域防災を考える－知って備えよう－」と題して，南砺市・五箇山地域で想定される災害の種類やその規模，必要な備えについて，わかりやすく解説しました。また，石川県と接している南砺市では，富山県内だけでなく石川県の断層帯によって引き起こされる地震にも注意を払う必要があることや，災害時の被害をできる限り小さくするための必要な備えなどについて説明があり，地域住民や自治体職員など24名が熱心に聴講し，講義後には活発な質疑応答が行われました。
今後も，金沢大学五箇山セミナーハウスでは，教育研究の拠点での利用に加え，本学のさまざまな研究を地域の皆さまに紹介する講座を継続して実施します。第3回は11月の開講を予定しています。
・ 7月に実施したミニ講座「シリーズ 世界遺産で学ぶ」第1回の様子はこちら
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講演する青木准教授
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