アジア人財コンソーシアム総会を開催

掲載日:2008-5-20
ニュース

平成19年度より経済産業省・文部科学省委託事業として開始されたアジア人財資金構想高度専門留学生育成事業の第2回コンソーシアム総会を,4月21日(月)に金沢市内のホテルで開催しました。

総会では,経済産業省中部経済産業局の岩田規子産業人材政策課長,石川県商工労働部の中村明産業人材政策室長をはじめコンソーシアム協力企業の関係者など学内外から約60名が参加されました。

冒頭,中部経済産業局の岩田課長から「平成20年度は就職支援を通し就職内定へとつなげる一連の完成形を作り上げる年となる。また大学と企業とのマッチングを相互の資源として残して行けるよう尽力いただき,産学連携が促進されることを経済産業省としても期待している」という挨拶があり,本学の樫見由美子理事(教育担当)・副学長より「昨今の留学生の受入れはある程度の数を成果として挙げて来た。今度は“大学としての出口”である就職支援の強化を図り,日本の金沢に来てくれた留学生の定着を図りたい」と挨拶がありました。

その後,山崎光悦プロジェクトリーダー・工学部長から平成19年度の総括,専門プログラム開発リーダーを務める中山謙二教授から平成20年度の計画について報告がありました。また,今春,ビジネス日本語の短期集中特訓を受けた留学生の自己紹介,および,平成19年度に「企業技術研修(インターンシップ)」に派遣された留学生の成果報告も併せて行われました。

参加企業から派遣留学生の技術や意欲の高さを評価する声がある一方,知的財産等についての課題も提示され,活発な意見交換がなされ,総会は盛況のうちに終了しました。今後,本学では当プロジェクトの更なる拡充・発展を計画しています。

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