5月12日(月),十全講堂において,第7回北陸地域アイソトープ研究フォーラム(金沢大学主催)を開催しました。 本フォーラムは,「アイソトープ研究・教育・安全管理に携わっている,北陸地域の大学・自治体・民間企業の研究者・学生・技術者等に,科学技術・研究開発の推進と安全の両面について幅広い視点から理解を深めてもらい,北陸地域における科学技術・学術研究の円滑かつ安全な推進及び産業の振興に資すること」を目的としたものです。
フォーラムでは,細胞応用技術「微小核融合法を用いた染色体導入」の第一人者である押村光雄先生(鳥取大学大学院医学系研究科教授)による,「遺伝子・再生医療を目指した染色体工学技術開発-ヒト人工染色体と幹細胞との出会い-」と題した特別講演が行われました。
350名を超える多数の参加者があり,講演後も活発に質疑応答がなされ,国内外で数カ所の研究グループしかできない細胞応用技術の現状と展望について理解を深める絶好の機会となりました。