5月9日に,今年度創設された人間社会学域国際学類と附属図書館との共催でEU講演会を開催しました。この講演は,鹿島正裕国際学類長が駐日欧州委員会代表部広報部に依頼し,実現したものです。
授業「国際学入門」の1コマを使って,ペギー・フランツェン駐日ルクセンブルク公使参事官が「ルクセンブルクから見る欧州連合」と題して講義。受講生以外の学生等も含めた176名が聴講しました。講義終了後の質疑応答も活発で,現代世界情勢の中でのEUに寄せる関心の大きさがうかがわれました。
5月9日はヨーロッパデイにあたり,駐日欧州委員会代表部の主催で,在日EU加盟国外交官らが,全国各地の中・高等学校で特別授業を行っており,公使は,昨日の附属高等学校での特別授業にひきつづいての講演となりました。
EU情報センターでもある中央図書館では,日・EUフレンドシップウィークイベントの一環として「EU資料展」を5月8日から21日まで開催。EU旗や万国旗,EU関連図書やポスターなど,また,日仏・日英交流150年を記念して,現存する日本最初の仏和辞典「佛語明要」などの貴重な所蔵資料の展示も行い,いつもは静かな閲覧ホールも,カラフルな色彩であふれ,学生たちでにぎわっています。