日本衛生学会で地震における健康被害について報告

掲載日:2008-4-11
ニュース

3月30日,熊本市内において,第78回日本衛生学会総会公募シンポジウム「大地震災害後の住民の健康を守るために」が開催されました。

このシンポジウムでは,本学の医学系研究科 中村裕之教授らを座長とし,能登半島地震,新潟県中越地震,阪神・淡路大震災における健康被害に関して,長期的な健康被害を予防するにはいかなる保健支援体制が必要かについて言及されました。

また,医学系研究科 神林康弘講師が「能登半島地震被災後に仮設住宅で暮らす高齢者の実状と健康問題に対する対策」,医学系研究科保健学専攻 表志津子准教授が「能登半島地震被災後の自宅生活者の暮らしと健康の実態」,医学系研究科 日比野由利助教が「能登半島地震からみた妊産婦への支援体制」と題して報告があり,参加した約50名の学会員たちと,活発な議論が行われました。

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