2月28日,金沢市内で「大学間連携共同教育推進事業選定取組全国シンポジウムin 金沢~その成果と今後~」を開催し,平成24年度文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」に選定された全国49件の取り組みの関係者を中心に,全国91の高等教育機関の教職員やステークホルダーら約250名が参加しました。
このシンポジウムは,平成28年度をもって最終年度となる同事業の成果を確認し,支援期間終了後の発展につなげるべく,事業全体の情報発信の取りまとめ役となっている本学が,文部科学省と協力して企画・実施したものです。
シンポジウムでは,山崎光悦学長と角田喜彦文部科学省高等教育局大学振興課長(河本文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室改革支援第二係長が代読)のあいさつに続き,地域連携5件,分野連携5件,合計10件の事例報告が行われました。地域連携の取り組みの一つとしては,本学を代表校とし県内19の高等教育機関が連携した「学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの構築」も本学の古畑徹学長補佐(大学間連携担当)から報告されました。
また,パネル・ディスカッションでは,コーディネーター役を務めた徳島文理大学の青野透教授からの趣旨説明の後,パネリストとなった文部科学省の河本係長と事例報告を行った各取り組みの代表者1名の計11名が,参加者からの質問に応えつつ,今後の事業継続の課題や展望を中心に,活発な議論を交わしました。