平成19年度金沢大学派遣留学報告会が2月4日(月)に,総合教育棟B1講義室で開催され,来年度の派遣留学予定者や派遣留学に興味を持つ学生,国際交流に関係する教職員など,約60人が出席しました。
報告会では,平成18年度及び19年度にアメリカ,イギリス,ドイツ,フランス,フィンランド,スロバキア,中国,韓国,台湾へ派遣留学した15名の学生が,派遣先大学の雰囲気や授業に関すること,寮生活や治安など生活全般に関すること,派遣留学をして良かったことや大変だったことについての報告や,今後派遣留学をする後輩へのアドバイスなどを行いました。
「留学中に日本の文化や政治・経済のことをよく聞かれたが,自分の考えを聞かれても答えることができず,自分がいかに日本のことを知らなかったかを実感した。」「留学先で大事なことは,とにかく人と接し,笑って,人を知ること」「直前まで授業が開講されるかどうかわからず困った」など,限られた時間の中で,さまざまな報告が聞かれました。
報告後には,留学期間が終わったあとの過ごし方についての質問や,個別の国に関する質問等,活発な質疑応答がありました。来年度の派遣留学予定学生からは,「留学へのモチベーションがあがった」という意見も聞かれ,報告会終了後も,個別に相談する様子が見られました。