このたび,文部科学省が募集する「留学生就職促進プログラム」に,本学が信州大学などと共同で申請した「『かがやき・つなぐ』北陸・信州留学生就職促進プログラム」が選定されました。本プログラムは,“キラリとかがやく”高度な専門知識と技術を持ち,わが国の企業文化に溶け込んで地域に根付き,北陸・信州地域の産業活性化とわが国の成長の原動力となる高度職業人材の育成を目的として,平成29年度から最大5年間実施されるもの。
本プログラムの選定を受け,6月21日,角間キャンパスにて記者説明会を行い,本学から山崎光悦学長,加納重義副学長,理工研究域物質化学系の長谷川浩教授が,北陸経済連合会から髙井郁大理事・事務局長が出席しました。
本プログラムでは,企業の文化・習慣の相違や大都市圏への集中などの理由から地域に根付いていない外国人留学生とグローバル人材を求めている北陸・信州地域の企業とのマッチングを図るため,「ビジネス日本語教育」「キャリア教育」「協働インターンシップ」を軸とした外国人留学生向け教育を行うとともに,石川県・長野県・福井県をはじめとする地方自治体や北陸経済連合会,長野県経営者協会などの経済団体,北陸銀行・八十二銀行などの地元銀行と連携して,留学生と地元企業との結び付きを深めていきます。
この取り組みを信州大学および関係機関と共同で行うことにより,北陸新幹線開業に伴う北陸・信州地域の新しいつながりをより一層深め,留学生の活躍による北陸・信州地域の活性化,地元企業の海外展開を促進することが期待されます。