市民公開講座 「がんをもっと知ろう~2人に1人はがんの時代~」を開催

掲載日:2008-1-16
ニュース

1月13日(日)石川県女性センターにおいて,磨伊正義 日本癌学会名誉会員・金沢大学名誉教授を講師に迎え,市民公開講座「がんをもっと知ろう~2人に1人はがんの時代~」を開催しました。

この講座は,「北陸がんプロフェッショナル養成プログラムワークショップ (金沢,石川県立看護,金沢医科,富山,福井の5大学共同参画事業)」として開催されたもので,一般市民のほか北陸3県の看護師,放射線技師等300人を超える参加者があり,がんの基礎知識から最新のがん治療に至るまでの状況について聞き入りました。

第2部のワークショップでは,金川克子 石川県立看護大学教授,牧野智恵 同大学教授,梅田 恵 オフィス梅田,がん看護CNS,山上和美 金沢大学医学部附属病院看護師長の各講師から,がん医療の現場の現状や緩和ケアの在り方等について講演がありました。講師と参加者とのディスカッションでは,がん医療を担う専門の医療人教育やがんチーム医療の必要性について質問や要望が多く出され,がんプロフェッショナル養成プログラムへの関心の高さが表れていました。

今回の開催を通して,がん医療を担う医療人を養成し,がん診療連携拠点病院等との連携により地域におけるがん診療体制の充実を図るためのシステム構築に向けた期待が強く感じらました。

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