第7回金沢美術工芸大学・金沢大学理工研究域交流シンポジウムを開催

掲載日:2014-2-14
ニュース

2月7日,理工研究域は,自然科学大講義棟レクチャーホールにおいて,第7回金沢美術工芸大学・金沢大学理工研究域交流シンポジウムを開催し,本学と金沢美術工芸大学の教職員・学生など約140名が参加しました。理工研究域と金沢美術工芸大学は,2005年から連携事業を行い活発な交流が行われています。さらに2011年には本学との間で大学間交流に関する包括協定を締結しました。

今回のシンポジウムでは,「土と石の芸術と科学」をテーマとして開催。金沢美術工芸大学の久世建二学長による特別講演「つちの形」をはじめ,金沢美術工芸大学から下川昭宣教授,本学理工研究域自然システム学系 奥野正幸教授,遠藤徳孝助教の発表がありました。

特別講演では,作品を展示しながら,普段は聞くことのできない前衛的な作品の持つ意味や製作のねらいについて説明があり,講演後も活発な質疑応答が行われました。本学の中村信一学長と久世建二学長が,作品を前に笑顔で語り合うといった光景も見られ,終始和やかな雰囲気に包まれました。

シンポジウム後半では,土や石という自然を対象とした芸術や科学について,分析法から製作法,認知科学や教育に関する話までさまざまな話題が飛び出し,分野を超えて触発される交流が行われました。

最後に,第7回までの本シンポジウムの歩みを振り返り,今後は地域への発信も試みるなど,さらに連携を発展させることを確認しました。

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