金沢大学では,新たに「鈴木大拙-西田幾多郎記念金沢大学国際賞」を創設し,平成29年7月1日から第1回目の募集を開始しました。
本国際賞は,本学にゆかりをもつ鈴木大拙と西田幾多郎にちなみ,臼井溢(うすいみつる)氏(昭和39年金沢大学医学部卒業)のご篤志を原資として,哲学・思想・宗教を中心とする分野で,国際的に卓越した業績を挙げた研究者を顕彰し,これにより,当該分野の研究の一層の進展を促すとともに,次代を担う若手研究者に対して大きな学問的刺激を与えることを目的としています。
7月8日,本国際賞について,金沢市内で記者発表会を行い,本学から山崎光悦学長,柴田正良理事(教育・法科大学院強化担当),有松正洋理事(総務・人事・施設担当),森雅秀人間社会研究域人間科学系教授・学長補佐が出席しました。
本発表会では,初めに山崎学長があいさつを行い,「本国際賞が魅力あるものとして国内外に広く周知されるよう,皆さまのご協力をいただきながら,取り組んで行きたい」と抱負を述べ,その後,柴田理事が本国際賞の詳細について説明しました。