9月26日,本学は羽咋市と日本電気株式会社(NEC)と羽咋市における持続可能なまちづくりを目指すグランドデザインの検討に向けて,連携協定を締結しました。
本取り組みは,羽咋市が保有する医療保険データおよび人口データなどの行政ビッグデータや,金沢大学の各種研究シーズを基に,NECの最先端AI技術を活用して,羽咋市におけるデータに基づいた政策立案に向けた共同研究を行うもの。当面は,「地域包括ケア・健康寿命の延伸」をテーマに検討を開始します。
調印式において,山辺芳宣羽咋市長からは「少子高齢化・人口減少という課題は全国共通のテーマ。今回の協定を基盤に,この難しいテーマについて,三者にてしっかり取り組み,本市での社会実装に臨みたい」と,本学の福森義宏理事(社会貢献担当)からは「今回の協定は,異分野融合研究が一つの特徴。総合大学の強みを生かして,総合的な課題解決に取り組みたい」と,今後の連携に向けての抱負が述べられました。