3月17日,国際学類はサテライトプラザにて,2017年度国際学類サロン「国際学類のリニューアル~国際学類10年の総括と展望~」を開催し,学内外から50名が参加しました。
本サロンでは,まず国際系の学部の先駆けである宇都宮大学の佐々木一隆国際学部長が「宇都宮大学国際学部の現状と課題」と題して,同学部の24年間の歩みと今後について基調講演を行い,続いて本学人間社会研究域歴史言語文化学系の古畑徹教授,志村恵教授,大江元貴助教,同研究域法学系の岡本宜高講師が,本学国際学類の10年間の総括,カリキュラムの現状と今後,研究力などをテーマに報告を行いました。
その後のパネルディスカッションでは,宇都宮大学の佐々木国際学部長をはじめ,本学の加藤和夫国際学類長,志村教授,岡本講師,大江助教,本学の卒業生で石川県内高校教員の遊佐藍氏をパネリストに迎え,古畑教授の進行により,「金沢大学国際学類の将来を考える」をテーマに,基調講演や報告で示された諸問題について議論を深め,参加者からも活発な質問が出されました。
最後に,志村教授から閉会のあいさつがあり,今後も毎年,国際学類サロンを開催していきたいとの抱負が述べられ,本サロンは盛況のうちに終了しました。