11月17日,サテライト・プラザにて公開講座「地球と生物の絶妙な関係~灼熱の地球誕生と海の形成・・・そしてこんなところにも!?~」を開講しました。
前半は,理工研究域地球社会基盤学系の森下知晃教授が「人類未踏の地球の深部『マントル』に隠された秘密」と題し,有人潜水艇「しんかい6500」の調査風景や海洋プレート岩盤掘削計画の展望を織り交ぜながら,地球の歴史を海底から探るとともに,そこで誕生した生命の進化・多様性について解説しました。
後半は,理工研究域地球社会基盤学系のジェンキンズ・ロバート助教が「太古の海に誕生した原始生命と深海の生き物たち」について紹介。生命誕生の痕跡を留める化石研究の意義や極限環境で生きる生物の話題のほか,インド洋中央海嶺エドモンドフィールドで採取したエビの体内の鉱物組成と排泄物に関する研究成果を説明しました。
講 師:理工研究域地球社会基盤学系 教授 森下 知晃
理工研究域地球社会基盤学系 助教 ジェンキンズ・ロバート
会 場:サテライト・プラザ