地域との対話を通じて連携を探るため,金沢大学は12月19日,石川県能美市と共同でタウンミーティングを開催しました。本学はタウンミーティングを平成14年度から県内で毎年連続して開催しており,今回で9回目となります。 タウンミーティングのタイトルは「自然とくらしが調和した環境のまちを目指して~活かして守る能美づくり~」。開会に当たり,中村信一学長が「能美市には金沢大学の辰口キャンパスがあり,能美市のみなさんがキャンパスの里山を環境教育や市民の交流の場として活用できるよう考えたい」とあいさつしました。
午前は,行政や市民団体の代表ら7人が,ごみのリサイクルの現状やグリーンカーテン(ツル植物で窓を覆う取り組み),里山の保全活動などを紹介し,午後からは,「自然とまちづくり」「暮らしとまちづくり」の2つのテーマで分科会が開かれ,市民150人が参加して意見交換を行いました。