2月28日,自然科学図書館棟大会議室において,本学のライフサイエンス系研究者による異分野融合研究の推進を目的とした,第11回ライフサイエンス研究交流セミナーを開催し,教員および学生約50名が参加しました。
本セミナーでは,医薬保健研究域医学系の中田光俊教授が「脳神経外科学による脳科学への貢献」と題して,日常生活の分かりやすい事例を交えながら最新の脳科学の研究について特別講演を行い,参加者からは多くの質問が寄せられるとともに,活発な議論が交わされました。
続いて「若手研究者部門」と「学生部門」の2部門から構成されるポスターセッションを実施し,医薬保健研究域,附属病院,がん進展制御研究所,学際科学実験センター,環日本海域環境研究センター等の若手研究者8名および学生5名が,1分間のオーラルプレゼンテーションも行いつつ,自身の研究成果について発表。そのうち最優秀ポスター賞として,「若手研究者部門」では医薬保健研究域薬学系の堀亜紀助教が,「学生部門」では自然科学研究科数物科学専攻博士前期課程1年の髙野純さんが受賞しました。
参加した研究者らは,部局の垣根を超え白熱した議論を交わしました。