11月26日に金沢大学と北陸先端科学技術大学院大学(以下「北陸先端大」)との第9回研究交流会が本学で開催されました。本研究交流会は平成15年12月に締結された教育研究連携に関する協定に基づき,毎年開催されているものです。
はじめに本学の長野理事から開会あいさつがあり,引き続き,北陸先端大知識科学研究科の橋本教授から,「知識科学への進化的視点」について,医薬保健研究域の東田教授から,「信頼・愛着・絆の社会性認識の脳生物学的基盤:記憶やオキシトシンから切り開く自閉症・いじめ・虐待の研究」について,発表がありました。
その後,平成20年度の本学と北陸先端大との共同教育研究活動10テーマのうち,医薬保健研究域の太田教授から「複合系による抗酸化材料の開発」について,北陸先端大知識科学研究科の堀井助教から「石川・金沢地域における歴史資料の先端的活用に関する研究」について発表が行われました。最後に,北陸先端大の川上理事から閉会あいさつがありました。
本交流会には,両大学から教職員及び学生など約70名が参加し,熱心に聴講しました。