12月6日,人間社会学域国際学類は,リビア外交官アハメド・ナイリ博士(国際機関局参事官,トレイナー養成大学講師)による講演(国際学セミナー)を開催しました。
ナイリ博士は,本学法学研究科で修士号を取得後,駐日大使館で領事などの経歴を経て,現在リビア外務省で勤務しています。
本講演は,博士が日本での研修に際し,金沢を再訪したことで実現しました。
「リビアが直面する諸課題」と題した講演では,外務省職員としてではなく,一個人の見解として,革命の原因と経過,そして現状を多くのスライドを用いて率直に解説しました。ナイリ博士は「国の再建は容易でないが,将来に期待が持てる」と結論付けました。
10分ほど質疑応答もあり,参加者にとってアラブ諸国の現状の一端を知る貴重な機会となりました。
国際学セミナー「リビアが直面する諸課題」を開催
掲載日:2012-12-11
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