3月8日,金沢市内において,若者と地域との共創によるイベント「INNOVA-EMOTION 2019」を開催し,本学学生を含む約90名が参加しました。これは,本学が石川県内の7大学,全自治体および企業群と共に,いしかわ学生定着推進協議会を設立し取り組んでいる「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」(※)の一環として実施しているものです。
若者の感性で考えたビジネスアイデアを地域ベンチャー支援者にプレゼンするビジネスアイデアコンテスト「PITCH THE INNOVA-EMOTION」では,本学をはじめ全国から集まった学生イノベーター8名がビジネスプランのプレゼンテーションを実施。アルバイトの貢献度を可視化するサービス「Thanks」を発表した芝浦工業大学3年の中村太一さんが優秀賞を,地方特化型採用支援サービス「CareerD」を発表した本学理工学域数物科学類2年の菱田悠士郎さんが特別賞を受賞しました。
また,国内最大級の恋愛マッチングサービス「Pairs」を運営する株式会社エウレカCEOの石橋準也氏による基調講演,昨年8月に株式会社メンヘラテクノロジーを設立した現役学生起業家の高桑蘭佳氏によるトークセッションも行われました。
参加者からは「同世代の学生の起業への意欲・行動力に刺激を受けた」といった多くの声が寄せられており,既成概念にとらわれない価値観に触れ,自らのキャリアを考えるきっかけとなりました。
※地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)
大学が地方公共団体や企業等と協働して,学生にとって魅力ある就職先を創出するとともに,その地域が求める人材を養成するために必要な教育カリキュラムの改革を行う大学の取り組みに対し,文部科学省が支援するもの。