植物病原菌から未知の毒性タンパク質を発見

掲載日:2013-8-23
ニュース

本学学際科学実験センターの浅野智哉博士研究員および西内巧准教授と名古屋大学の研究グループは,未知の毒性タンパク質であるFFBLタンパク質が,ムギ類赤かび病菌の中に存在することを発見しました。また,モデル植物であるシロイヌナズナには,FFBLタンパク質を解毒するためのタンパク質であるチオニン2.4が存在し,植物体内に解毒メカニズムを有することを明らかにしました。
今後,赤かび病菌による農作物被害の軽減やカビ毒汚染による人への健康被害の予防に応用できると期待されます。
成果は2013年8月22日に,米国生物学専門誌「PLOS Pathogens」のオンライン版に掲載されました。
 

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