臨海実験施設で海の動物の探索演習

掲載日:2013-7-22
ニュース

環日本海域環境研究センター臨海実験施設は,いしかわシティカレッジ「海の動物の探索演習」を,7月13日から7月15日にかけて開講しました。
これは共通教育特設プログラムの一つである「環境・ESDリテラシー」の一環で,同センターの鈴木信雄准教授と関口俊男助教が,動物の系統分類学について講義し,海産無脊椎動物を中心とした生物の多様性について解説しました。
初日は,桟橋のロープや古タイヤに付着した動物(ホヤ,海綿,フジツボ等)を採集し,動物の分類,同定やスケッチを実施。夜間には集魚灯を使用し,光に集まるプランクトンやゴカイを食べに来るカタクチイワシの幼魚,その幼魚を食べに来るアジを観察。翌日は,船で海底の岩石や堆積物などに生息する動物や海産プランクトンを採集しました。
環日本海域環境研究センター臨海実験施設は,平成24年度に文部科学省から教育関係共同利用拠点として認定されており,多様化する社会と学生のニーズに応えつつ,質の高い高等教育を提供しています。

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