7月16日,金沢市内で,「石川~ロシア大学交流コンソーシアム設立に関する覚書調印式および記念シンポジウム」が行われ,国内外から約100名が参加しました。
石川~ロシア大学交流コンソーシアムの設立は,金沢大学が平成29年8月に採択された大学の世界展開力強化事業「日露をつなぐ未来共創リーダー育成プログラム」で掲げた重要施策の一つであり,本覚書締結を契機に,大学コンソーシアム石川の構成大学とロシア8大学コンソーシアムが一丸となり,コンソーシアム間の学生交流拡充を目指します。
調印式は,在新潟ロシア連邦領事館ミハイル・セルゲーエフ総領事,石川県加藤隆佳企画振興部長,金沢市松田滋人都市政策局長に見守られる中で挙行。山崎光悦学長およびカザン連邦大学ドミトリー・タユルスキー副学長からの主催者あいさつの後,来賓を代表してセルゲーエフ総領事から祝辞がありました。
引き続き,記念シンポジウム「SDGs達成に向けた日露大学の協力」が開催され,持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに,日露の大学から教員12名による研究発表および文化交流プログラムに参加したロシア学生によるグループ発表が行われました。研究発表の分野は多岐にわたり,日露いずれの教員からも質問が飛び交うなど,盛会のうちに終了し,今後の日露の研究交流の拡充に弾みをつけるものとなりました。