8月19日から30日にかけて,本学と交流協定を締結しているカンボジア・アンコール遺跡整備公団でインターンシップを実施しました。このプログラムは、外務省の「日メコン交流年2019」に事業認定されています。
10回目となる今回は金沢大学人間社会学域から1名,理工学域から1名,自然科学研究科から1名,共催の公立小松大学から3名の計6名の学生が参加。また,昨年度の参加学生1名がチューターとして同行しました。
学生らは,公団の担当職員からアンコール世界遺産の自然環境保全や住民の生活支援,文化財の保護,観光誘致など公団の業務内容について説明を受けた後,2グループに分かれて水資源管理や住民生活支援の業務に実際に従事。貯水池や水門・堤防を訪れ,放水路に沿って水量観測作業に携わったほか,堤防の崩落地や浸食を防ぐための育苗地を視察しました。また,カンボジアの伝統集落やエコビレッジの開発状況などを確認しました。
学生らは,本インターンシップを通して,世界遺産管理の重要性について理解を深め,貴重な経験を得ることができました。