9月18日,第2回金沢大学融合科学域設置構想セミナーを開催し,本学教職員や学生21名が参加しました。
金沢大学では,「社会変革を先導するリーダー」となる人材の養成を目指し,文理を問わない新たな学域 「融合科学域 (仮称)」 を令和3年度に設置することを構想しています。本セミナーは,新学域が養成を目指す人材像のイメージと合致する有識者を招き,社会変革人材の養成に関する考えを伺うことを目的に企画しているものです。
第2回となる今回は,北陸地域の総合建設コンサルタントのパイオニア企業であるアルスコンサルタンツ株式会社の瀧上彰代表取締役社長を講師に迎え,「"1" "0"(イチ・ゼロ)思考と会社経営」と題して,学士課程を想定した模擬授業を行いました。社長職をオーケストラの指揮者に例えながら,社長は会社をまとめ,調和させる役割を担うとの瀧上氏の考える社長像が語られました。
講演後の質疑応答では,経営者目線に立った自らの判断基準など,より具体的な実例に基づいた話があり,参加者は経験に裏打ちされた瀧上氏の言葉に熱心に耳を傾けていました。
なお,この融合科学域設置構想セミナーは,今後も継続して開催することを計画しています。