【動画News】金沢大生が石川の農業をプロデュース -北陸農政局との共創「アグリソン」-

掲載日:2019-11-14
ニュース

 

11月9日,金沢大学は北陸農政局との共創で,農業者が抱える課題を解決する新しいビジネスプランを考える「アグリソン」を実施し,本学学生をはじめ,農業者や6次産業化プランナー,銀行員の方々合わせて50名が参加しました。

これは,今年5月から開始した北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」(※)の一環として実施するものであり,農学部生にとどまらず,広く学生に農業や地域の現状を学び,関心を持つ機会を提供することにより,従来の考え方に捉われない斬新な発想で農業や食品産業が抱える課題の解決策を考え,社会実装を目指すことを目的としています。

当日は,学生・農業者・プランナー・銀行員で構成される複数のグループに分かれ,各グループにおいて,学生らが農業体験プログラムでの経験や大学での学びなどを踏まえ事前に検討した課題の解決策を発表し,それを基にビジネスプランを練り上げていきました。

途中,参加した農業者が生産した米など,主に石川県産の食材で作られたおにぎり弁当が配られ,地元の食材の魅力を体感しながら,熱のこもったディスカッションを行いました。

続く全体発表では,田植えから収穫まで自ら行う体験型記念日ギフト制作企画,棚田を活用した年間イベント企画,五郎島金時を使った食べ歩きできる新商品開発など,さまざまなビジネスプランが発表されました。全体発表後も学生と農業者がビジネスプランの実施に向けて話し合う姿が見られるなど,盛況のうちに終了しました。
 

※北陸農政局との共創事業「ボーっと食べてんじゃねーよ!」
 :社会共創による学生への学びのモデルケースとなる体系的プログラム。5月の能登町出身のジェラート職人柴野太造氏による特別講演,6月の「マーケティング・アイディアソン」,8~10月にかけての県内農業者のもと現場体験を行う「農業体験プログラム」,そして集大成として,課題を解決する新しいビジネスプランを考える今回の「アグリソン」で構成される。

  • グループでビジネスプランを検討
  • 全体発表の様子
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