地球電磁気・地球惑星圏学会および一般公開イベント「宇宙を探る電波のチカラ~ビビッとスゴイ電波の不思議」を開催

掲載日:2009-10-20
ニュース

9月27日から30日までの4日間,自然科学本館大講義棟で,第126回地球電磁気地球惑星圏学会総会および講演会が開催されました。同学会は「電磁気」を共通キーワードに,地球内部の地磁気から,オーロラや雷現象,太陽・惑星にいたる宇宙科学までの広い分野を研究対象としており,今大会は長野勇理事・副学長を大会委員長に,同学会に属する本学スタッフを中心に大会運営がなされました。

大会3日目には,長野理事が「金沢大学のスペースサイエンスへの貢献」と題して特別講演を行い,宇宙科学の発展に長年関わってきた本学の寄与を紹介しました。

同学会への参加者は423名を数え,約400件の研究発表について大変活発な議論が繰り広げられました。

またこれに先立ち,科学者を目指す若い世代に科学研究の魅力を感じてもらう目的で,9月26日,金沢歌劇座で一般公開イベント「宇宙を探る電波のチカラ~ビビッとスゴイ電波の不思議」(主催:地球電磁気・地球惑星圏学会,後援:金沢大学・石川県教育委員会・金沢市教育委員会)が開催されました。

人工衛星の模型や隕石の展示,金沢泉丘高校物理部・化学部も企画に加わった電波の実験など,中・高校生にもわかりやすく,興味を惹く展示・実験が催され,100名を超す入場者でにぎわいました。トークショーでは,徳丸宗利教授(名古屋大)の講演に続き,南極昭和基地と衛星通信回線を接続し,門倉昭准教授(越冬隊長・国立極地研究所)と香川博之講師(本学理工学域)が,基地での活動内容や南極科学の最前線を紹介しました。

26b_im_02

FacebookPAGE TOP