9月12日(土)にサテライト・プラザを会場として,北陸地区国立大学連合協議会「北陸4大学連携まちなかセミナー」が開催されました。
「北陸の文学への誘い」をテーマに,福井大学の三好修一郎教授が『越前ろくろ首説話考 ―笑う女の首が飛ぶ―』と題し,また富山大学の金子幸代教授が,『小寺菊子生誕130年と秋声』と題して講演した後,活発な質疑応答がなされました。
参加者は,御伽百物語の中のろくろ首話から考察される福井鯖江での「ろくろ」エピソードや,「大正の三閨秀(けいしゅう)」の一人といわれた小寺菊子の業績など,両先生が示す興味深い話やその説明を熱心に聞き入り,北陸の文学面における文化にふれることができました。