9月6日(日),金沢大学サテライト・プラザにおいて,金沢大学市民公開講座「市民のための放射線・放射能の話」(放射性同位元素委員会,学際科学実験センター 主催)を開催しました。
今回の市民公開講座は60名以上の参加者があり,市民にとって関心の高い「アルツハイマー病」と「がん」について,放射性医薬品と早期診断・治療をキーワードとして,放射性医薬品研究と核医学の専門家からわかりやすい講演が行われました。
講演後だけでなく講演途中でも質問ができるような形式で活発な質疑応答が交わされ,放射性医薬品によるアルツハイマー病の早期診断やがんの早期診断・治療の重要性並びに可能性について理解を深める良い機会となりました。
また見学コーナーでは放電箱発明50周年記念にちなんで,放射線が飛んだ跡(放射線の飛跡)を可視化する放射線検出器(放電箱,霧箱,個体飛跡検出器)の実験・演習が行われました。