第11回ものづくり教室を8月20日(木)に開催し,古代中国で発明されたとされるからくり「指南車」の製作に7名,電子工作「動くLEDらくがき帳」の製作に30名が参加し,指導員や学生アシスタント補助のもと,それぞれの作品を作り上げました。
「指南車」の製作 午前中は技術支援センターの工作機械を使用した部品加工や3D-CADの体験,午後は指南車の歴史や機構の解説,「ものづくり」とエネルギーとの関係の説明の後,各自が製作した部品と事前に用意された部品を使用して,組み立てが行われました。 完成後は動作試験を行い,指南車が方向を変えても,台座の矢印はいつも一定の方向を向いているかの確認が行われました。 「難しかったが上手く作れて楽しかった」という感想が多く,参加者にとって楽しい一日となったようです。
「動くLEDらくがき帳」の製作(午前と午後2回開催) 動くLEDらくがき帳についてのデモンストレーションを行った後,早速工作に入りました。
動くLEDらくがき帳は,8×8個の発光ダイオード(LED)が並んでいるところに,赤色のペンライトの光を当てると,光の当たったところが点灯するようになっていて,自由に絵を描くことができます。また,本体を傾けたりすることで,描いた模様を動かすことができます。 半田付けの経験がある参加者は午前,午後いずれも数人でしたが,指導員からコツを教わると,みなさんどんどん上手になっていきました。 今回の「動くLEDらくがき帳」は,早い人では1時間半,最も時間がかかった人では2時間半程度で完成させることができ,完成後は,早速遊ぶ様子などが見られました。