6月14日から18日まで米国のボストンで開催された第15回国際動脈硬化学会において,本学大学院医学系研究科 馬渕 宏 特任教授が学会特別賞を受賞しました。
国際動脈硬化学会は3年に1度開催される国際学会で,動脈硬化に関する最も権威ある学会です。毎回,日本を含めて世界各国から約3,000名が参加します。今回は経済不況とインフルエンザ流行などで若干参加者が減少したと言われています。
馬渕教授は学会中基調講演を行った他の12名の学者とともに学会特別賞を受賞しました。この賞は今回限り設定されたもので,永年の実績が卓越した学者に与えられたものです。今回の受賞理由は「スタチンの臨床応用とコレステロール転送蛋白(CETP)欠損症の発見」です。学会期間中馬渕教授は4回の講演を行い,多大な好評を博しました。