12月3日,石川県小松市と共同で「タウンミーティングin小松」を開催し,市民ら500人が参加しました。本学では,2003年度から毎年県内でタウンミーティングを開催しており,今回で11回目となります。
今回は「世界とつながるハーモニーシティを目指して~ものづくり,多文化共生,環境再生をテーマに」と題し,小松市の将来に向けたビジョンと地域の実情に則したテーマを取り上げました。
開会にあたり,中村信一学長が「産学官連携を通じ,ともに小松の強みを世界に発信していきたい」とあいさつ。和田愼治小松市長も「未来の小松に向かって,大学と一緒に歩んでいければ」と期待を語りました。
基調講演では,コマツの御澤俊明氏と加端千賀子氏が「コマツと地元の協力企業によるものづくりについて」と題して,取引先企業との教育や品質管理の取り組みなどの活動を紹介しました。また長野勇理事(研究・国際担当)が「共に目指そう,世界につながるものつくり(作り・創り)小松」と題して,夢のある「ものづくり」を提案しました。
その後,事例報告で小松市の綾美寿恵氏から多文化共生について,環日本海域環境研究センターの長尾誠也教授から木場潟の環境再生に向けた連携などの報告がありました。
午後からは,「ものづくり」「多文化共生」「環境再生」それぞれの分科会を実施し,約150名の市民が参加して活発な議論を行いました。最後に神谷浩夫地域連携推進センター長が総括意見を述べました。
ミーティングの終了後には,意見交換会が行われ,和田小松市長をはじめ,桜井勝理事(情報担当)や市民,関係者が多数参加して懇親を深めました。
「タウンミーティングin小松」を開催
掲載日:2011-12-6
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