金沢大学附属病院完成記念行事を挙行

掲載日:2009-5-1
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金沢大学附属病院は,新外来診療棟の完成を記念して,完成記念行事を4月25日に挙行しました。

記念行事には徳永保文部科学省高等教育局長,森喜朗衆議院議員,谷本正憲石川県知事をはじめ約270名の関係者が出席し,盛大に同棟の完成を祝いました。

記念式典では,富田病院長が「最高の診療,研究,教育が我々の使命。職員一同『医の心』で人間性豊かな思いやりの精神を持ち,北陸地方の拠点病院として最善の医療に全力で取り組む」と式辞を述べ,続いて中村信一学長のあいさつ,徳永高等教育局長,森衆議院議員,谷本石川県知事,山出保金沢市長,飛田秀一金沢大学病院医療支援機構理事長による祝辞が披露された後,来賓並びに病院関係者によるくす玉開被が行われました。

また,祝賀会では古川病院担当理事の発声で乾杯。馳浩衆議院議員,岡田直樹参議院議員,小森貴石川県医師会会長,小山信金沢市医師会会長による祝辞と続き,記念行事は盛況のうちに終了しました。

新外来診療棟は地上4階,地下1階建てで,延べ床面積18,719㎡。平成18年11月から2年の歳月をかけて昨年12月に完成しました。各階の構成は,地階に核医学診療科とリハビリテーション部,1階に外科部門,2階に内科部門,3階に眼科,小児科等を配置し,4階が輸血部や事務部門等となっています。

また,正面玄関から4階までが吹き抜け構造となっているほか,温かく安らぎのイメージを与え,治癒的環境が高まるよう朱色の瓦屋根が配された明るいカラーコーディネイト,かつ各階に再来受付機を設置して患者の受け付け待ち時間の緩和を図るなどの工夫が施されています。

本院の再開発整備事業は平成13年の病棟の完成,平成17年の中央診療棟の完成と始まり,今回の新外来診療棟の完成をもって終了し,「新金沢大学附属病院」としてスタートします。

新外来診療棟は5月7日にオープンし,新たな施設で安全で質の高い医療の提供を目指すとともに,今後は旧棟の解体撤去を行い,患者用駐車場などの環境整備を進める予定です。

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