1月21日，先端科学・社会共創推進機構はオンラインセミナー「TO THE FUTURE Vol.2 立山化成」を開催し，本学学生など19名が参加しました。
「TO THE FUTURE」は，石川県内の大学生を対象にそのチャレンジ精神を涵養する教育プログラム。本学の起業家教育支援基金に賛同いただいた，これからの未来を担う北陸地域の企業による講演を提供することで，業界や企業が目指す未来を想像し，次の未来を創造する人材の育成につなげます。
第2回目となる今回は，「新型コロナウイルスに負けない！原薬メーカー立山化成の強みとは？」をテーマに，立山化成株式会社の若手職員による講演がありました。講演では，ジェネリック医薬品に含まれる原薬（有効成分）や，直近では新型コロナウイルス対策である「アビガン® 錠」（一般名：ファビピラビル）の中間体などの医薬中間体，さらには工業薬品および電子材料も製造するなど，同社は「創造実践」をキーワードに新たなテクノロジーの開発に挑戦し続けていることを紹介。また同社の強みとして，若手職員が新入社員を育成する仕組みにより，若手が研究者ひいては教育者として成長できること，さらには入社1年目から一研究職として事業に挑戦できる環境を整備していることを挙げ，人材育成に注力していることを述べました。
次回は2月5日，立山科学グループが「立山科学がこれから目指すこと」をテーマに講演します。
PAGE TOP