地域づくり支援講座で知事が講義

掲載日:2009-4-28
ニュース

本学が文部科学省の科学技術振興調整費で運営している「能登里山マイスター」養成プログラムの「地域づくり支援講座」が4月24日に開講し,石川県知事の谷本正憲氏が生物多様性と農業をテーマに講義を行いました。

同講座は社会人向け人材養成プログラムと公開講座を兼ねた15回シリーズの授業で,里山をテーマに環境や農業,ビジネスについて毎回,多彩なゲストを迎え開催しています。本学と石川県は前日の23日に包括連携協定を結んでおり,相互協力として同知事の登壇となりました。

谷本知事は,受講者120人余りを前に,来年2010年に開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向けた行政の取り組みや農業人材の育成について述べ,「大学が持つ知的資源を環境や農業に生かせば,付加価値も高まる」と強調しました。また,質問に答え,「石川でのトキの分散飼育が環境省で決定しており,環境配慮の農業を 通じて生物多様性を高め,再びトキが舞う環境づくりをしていきたい」と結びました。

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