3月5日,文部科学省大臣官房文教施設企画部の小川計画課長と木村計画課調査係長が本学を訪れ,施設整備状況を視察しました。
宝町・鶴間キャンパスでは,松崎施設管理部長から附属病院の再開発事業について説明を受け,平成17年に開院した中央診療棟や本年5月に開院予定の外来診療棟などを視察し,続いて,医学系図書館や,PFI事業により整備した医学類教育棟などを視察しました。
角間キャンパスでは,学内のフレスコ壁画復元現場で,人間社会研究域の宮下孝晴教授から,イタリアのサンタ・クローチェ教会でのフレスコ画修復プロジェクトについて説明を受け,熱心に話を聞きました。また,理工研究域の安藤敏夫教授から,教授の開発した世界最速の原子間力顕微鏡について説明を受け,この原子間力顕微鏡で撮影したタンパク質の動く様子を見て,その能力の高さに関心を示しました。
その後,自然科学系図書館に導入された自動化書庫や平成19年度完成の総合研究棟VI(大講義棟),着工したばかりの総合研究棟VII(がん研究所)の工事現場,4月開通予定の構内1号線道路などを視察しました。