世界初!電子スピンが起立する新しい量子効果を観測

掲載日:2009-3-12
ニュース

千葉大学の坂本一之准教授,広島大学の木村昭夫准教授,そして本学の小田竜樹准教授を中心とした研究チームは,半導体表面に寝ていると考えられていた電子スピンが,突如表面に屹立することを世界で初めて観測しました。

この現象はこれまでにない新しい量子効果で,電子スピンの輸送効率を飛躍的に高める可能性を持っています。パソコンや携帯電話など,デバイスの高速化・多機能化および消費電力の低減につながる成果です。

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