金沢大学留学生センターは,2月13日(金),白山市の一里野温泉スキー場において,学内の留学生を対象とした「金沢大学外国人留学生スキー講習会」を実施しました。
当日は天候こそ快晴でしたが,山頂では春一番が吹き荒れ,ゴンドラが運転休止するというアクシデントやゲレンデはシャーベット状の雪質という決して良好とは言えないコンディションの中,自然科学研究科,医学部をはじめとした全学から参加した68名の留学生達は,スキル別のグループに分かれてインストラクターの指導を熱心に受けていました。参加者の8割が初めてのスキー体験でしたが,講習が終わる頃になると緩斜面を何度も転びながらもゆっくりとインストラクターと共に滑り降りてくる姿をゲレンデのあちらこちらで見ることができました。
インドやタイなど雪の降らない国からの留学生にとって,毎年実施しているこのスキー講習会は,ウィンタースポーツを経験する貴重な機会となっています。特に今年は暖冬で金沢市内にはほとんど雪が降っていないため,留学生らは初めて雪国石川を体験し,充実した疲労感とともに講習を終えました。