6月19日,金沢大学能登学舎にて「能登里山里海SDGsマイスタープログラム」の入講式を挙行しました。
本プログラムは能登学舎を拠点に,珠洲市をはじめとする県内自治体等の協力を得ながら,世界農業遺産に認定されている「能登の里山里海」の資源を生かし,地域の課題解決に取り組むリーダー人材を育成するものです。
今年度は,6月19日から翌年3月までの約9カ月間のプログラムを予定し,県内の在住者のみならず,東京都や京都府など都市圏から能登地域への移住者を含め,本科・専科生18名および聴講生7名が受講します。
入講式では,山崎光悦学長からの式辞の後,連携自治体を代表して泉谷満寿裕珠洲市長からあいさつがありました。その後,来賓を代表し,マイスター修了生組織であるNPO法人「能登里山里海マイスターネットワーク」の川上和孝理事長,世界農業遺産の認定地域間の相互連携・交流事業を展開しているフィリピン国・国立イフガオ大学のエヴァ・ドゥギオン学長から祝辞をいただきました。
受講生らは,月2回の講義・実習科目などを通して互いに刺激を受けながら,里山里海の実情や地域の持続可能性,地域課題等について学び,最終的に「卒業研究」として課題解決に向けた提案などをまとめます。