9月13日,KU-SGU Student Staff(※)主催による「リモトーク~派遣留学生が語る私の留学~」をオンラインで開催し,本学学生約30名が参加しました。
第一部では,本学の派遣留学制度を利用して海外の交流協定校に半年から1年間留学した学生4名(自然学研究科博士後期課程の中窪圭佑さん,人間社会環境研究科博士前期課程の砂子阪将大さん,人間社会学域人文学類の無量井文恵さん,同国際学類の北村茜さん)による対談が行われました。「派遣留学する意義」をテーマに行われた対談では,「留学中にどんどん自分がアップデートされていく感覚があり,今までで一番自分のことが好きになれた」「留学前は何でも自分一人でやってしまうタイプだったが,留学中の苦労・困難に対処する過程で人に上手く頼ることができるようになった」「グローバル人材になりたいと思い留学したものの,1年を経て自分がグローバルになれているかという感覚すらなくなったが,それはローカルに馴染んだ結果であり,グローバル人材とはグローバル・ローカルといった括りではなく場所を問わず活躍できる人であると考えるに至った」「学びたい人は年齢に関わらず学生を続けるのが普通という新しい価値観に出会い,将来への不安が吹き飛んだ」といった,留学を通じてさまざまな角度から得られた気づきが語られました。第二部では,ブレイクアウトルームを利用して対談を行った4名との交流会が行われ,留学先の選び方や語学スコアの伸ばし方,理工系留学のポイントなどについて活発な質疑応答が行われました。
参加者からは,「実際に留学に行ったからこそ経験できたたくさんの貴重なエピソードを聞けたことがとても印象に残った」「コロナ禍で海外に行けない状況が続いており,留学に行きたい気持ちが薄れていたが,対談を聞いて留学への意欲が再び高まった」といった感想が聞かれました。
※KU-SGU Student Staff:本学のスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)を学生目線で推進する学生団体
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<参考>
金沢大学派遣留学プログラム