11月7日,小松市において,公開講座「歩いて学ぼう!岩石学シリーズ③ 小松市立博物館編」を開講し,一般市民19名が参加しました。
理工研究域地球社会基盤学系の森下知晃教授は,専門家がどのような視点で岩石を見ているのかを伝えながら,受講生とともに小松市立博物館の展示物の石の特長を観察し,どのようにできたかを想像しました。
その後,石川県が現在の地形になるまでの経緯や,小松で,鉱山やメノウ,陶石などが出る理由について,地球の歴史をひも解きながら解説しました。
受講生からは「世界観が広がりました。小松市立博物館の貴重な鉱物を見学できてよかった」「専門的な内容をわかりやすく説明していただき、面白く学ぶことができました」などの感想があり,地域と岩石の成り立ちを知る充実した時間となったようでした。
講師:理工研究域地球社会基盤学系 教授 森下 知晃
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