5月25,26日の2日間,がん進展制御研究所は金沢市内ホールにおいて,がんの基礎的,臨床的研究の一層の発展を目的に,「金沢国際がん生物学シンポジウム」を開催しました。
このシンポジウムは本研究所が毎年主催して行っているもので,第10回目となる今回は,日本分子生物学会第11回春季シンポジウム「分子生物学の明日-金沢シンフォニー」を兼ね,同学会の招待講演者を中心に,シンガポール,オーストラリア,韓国を含む国内外の研究者をシンポジストとして迎えて実施。2日間で延べ743人が参加し,先端的ながん研究に関する最新の研究成果について活発な質疑応答や意見交換が行われました。
また,本シンポジウムは大学院医学系研究科,理工学域自然システム学類の授業科目として認定されており,学生も参加。発表者に積極的に質問する光景が見られるなど,分子生物学への理解を深める絶好の機会となりました。
金沢国際がん生物学シンポジウムを開催
掲載日:2011-6-6
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