SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)[インフラ維持管理・更新・マネジメント技術]に採択

掲載日:2014-11-6
研究

内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)[インフラ維持管理・更新・マネジメント技術]において,理工研究域環境デザイン学系の鳥居和之教授を研究代表者とする「コンクリート橋の早期劣化機構の解明と材料•構造性能評価に基づくトータルマネジメントシステムの開発」が採択されました。

北陸地方のコンクリート橋では,塩害やアルカリシリカ反応(ASR)による深刻な早期劣化が生じており,財源と専門技術者が不足する厳しい状況の中でそれらの橋梁をいかに維持管理していくのかが課題となっています。 本研究プロジェクトは,産学官民共同で北陸地方における道路橋の経済的かつ合理的な維持管理手法として点検・診断,モニタリング,評価判定,対策・更新への個別的な課題の抽出をとおした新技術の開発とメンテナンスマネジメントシステムを構築し,北陸地方だけでなく,北陸地方と同様な早期劣化が問題となっている地域における橋梁の経済的かつ合理的な維持管理にも貢献することが期待されます。

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