令和6年能登半島地震 震災後の詳細な海底地形データを広く一般公開へ

掲載日:2024-10-18
研究 SDGs
  • 3. すべての人に健康と福祉を
  • 11. 住み続けられるまちづくりを

 金沢大学人間社会研究域地域創造学系の青木賢人准教授,株式会社ワールドスキャンプロジェクト,九州大学浅海底フロンティア研究センターの菅浩伸センター長,広島大学の後藤秀昭教授らの共同研究グループは,最新の「マルチビーム音響測深」という技術を用いて作成した,輪島港周辺海域の地形データを 7 月 1 日に下記ホームページ上で一般公開しました。

 青木賢人准教授は,自然地理学や災害地形学などを専門とし,令和 6 年能登半島地震金沢大学合同調査チームの一員としても現地での研究・調査活動を精力的に行っています。そのため,本調査では,特に調査計画におけるアイディア提供や,現地ロジスティクスの調整(漁協とのコネクション提供)において貢献しました。

 本研究グループは,今後能登半島北岸沖で潜水調査等を実施し,海底地形や活断層の研究を進める予定です。本調査およびデータ公開は,海洋利用者への有用な情報提供となり,復興支援への貢献も期待されます。

【公開先】URL:https://isgs.kyushu-u.ac.jp/~seafloor/noto

 

図:地形海底図

※このデータは地元漁業関係者、海域利用者のために公表しております。研究目的、事業目的で使用されたい方は、別途お問い合わせください。

 

 

プレスリリースはこちら

研究者情報:青木 賢人

 

 

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