DigitalBlast,産総研,⾦沢⼤学,東京電機⼤学,Laboko とともに宇宙での細胞培養実験の⾃動化を⽬指した共同研究開始
宇宙空間でのライフサイエンス実験の可能性を広げ,「Space Biology 研究プラットホームの構築」を⽬指す

掲載日:2024-10-25
研究

 金沢大学疾患モデル総合研究センターの木村寛之教授が,東京電機大学工学部電子システム工学科の茂木克雄教授,および産業技術総合研究所・エネルギー・環境領域・省エネルギー研究部門・熱流体システムグループの髙田尚樹研究グループ長,株式会社 Laboko(埼玉県さいたま市、代表取締役:小此木智美)の小此木孝仁氏とともに,株式会社 DigitalBlast(東京都千代田区,代表取締役 CEO:堀口真吾)と協力しながら,遠隔自動細胞培養技術を活用した「Space Biology 研究プラットホーム」を構築し,国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟への装置設置を目指して共同研究契約を締結し,共同研究を開始しました。

 本共同研究の目的は,宇宙における実験プラットホームの構築です。しかし,宇宙での実験操作の自動化や遠隔操作等が可能な装置は,地上でのライフサイエンス系実験や創薬の省力化にも応用可能と考えられ,バイオ・製薬・医療産業にも貢献することが期待されます。

 

写真:⾦沢⼤学の⽊村寛之教授(中央)、東京電機⼤学の茂⽊克雄教授(中央左)、産業技術総合研究所の髙⽥尚樹研究グループ⻑(中央右)、Laboko の⼩此⽊孝仁⽒(左)、DigitalBlast の松本翔平氏(右)と、DigitalBlast が開発を進めるライフサイエンス実験装置「AMAZα(アマツ・アルファ)」のモックアップ

 

 

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研究者情報:木村 寛之

 

 

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