10月4日,新学術創成研究機構キックオフシンポジウムを市内で開催し,学内外から約150名が参加しました。
新学術創成研究機構は,本学に優位性のある研究の更なる強化,学問分野融合型研究の一層の進展および国際頭脳循環の継続的拡充を一体的に推し進めることにより,革新的な研究成果を生み出し,新しい学問分野・学術領域の創成につながる学際的な研究を推進することを目的として2015年4月に設置したもので,研究部門,高等教育部門,研究支援部門の3つの部門で構成されています。
シンポジウムでは,文部科学省高等教育局国立大学法人支援課の黒澤修身課長補佐および山崎光悦学長のあいさつの後,研究部門の12の研究ユニットからなる3つの研究コアを代表して,4名のユニットリーダーが研究コアで目指すことや最先端の研究内容について紹介しました。また特別講演では,中村慎一機構長が自身の研究領域である総合稲作文明学における研究内容について紹介するとともに,本機構が推進する学際的研究の重要性について講演しました。
なお,当日は全研究ユニットによるポスターセッションも行われ,参加者らは,本学が世界水準の研究拠点をめざす上で中心的役割を担う本機構の取組みについて理解を深めました。