1月28日,東京ビッグサイトで開催された,第14回ナノテクノロジー総合シンポジウム(JAPAN NANO 2016)で,平成27年度「秀でた利用6大成果」の発表と表彰が行われ,理工研究域物質化学系の前田勝浩教授らのグループが最優秀賞に選出されました。
文部科学省は,産学官の多様な利用者による設備の共同利用を促進し,産業界や研究現場が有する技術的課題の解決へのアプローチを提供するとともに,産学官連携や異分野融合を推進することを目的に,「ナノテクノロジープラットフォーム」事業を実施しています。この事業では,ナノテクノロジーに関する最先端の研究設備とその活用のノウハウを有する機関が緊密に連携して,全国的な設備の共用体制を共同で構築することをめざしています。
同シンポジウムは,この事業の一環として開催され,共同利用成果の発表と表彰のほか,共用施設において支援に携わる方の貢献への表彰などが行われました。